ベトナム株とは
近年、ベトナム株と言う言葉を耳にする機会が増えてきました。テレビ番組でも時々見かけませんか?
ベトナム株とは、ベトナムの証券取引所に上場して、取引されている株の事をいいます。
つまりは、ベトナム国内で上場して売買されている株と言う事ですね。
勿論、今の時代ベトナムに行かなければベトナム株が買えないという事はなく、日本国内でインターネットや電話などによって取引が可能です。
そんなベトナム株が、今何故注目を浴びているのでしょうか。
それは、今までベトナムが発展途上国だからです。
現在、ベトナムは非常に労働力が高く、人件費が安く抑えられています。
更に、人口も多く、その人口の6割が30歳以下という若年層が非常に多い国なのです。
そして、近年の教育水準の上昇により、識字率は100%に限りなく近い数字になりました。
これが何を意味するのかと言うと、ベトナムという国の今後の経済成長に大きな期待ができると言う事です。
つまり、株というより国に投資するようなものですね。
そういう意味ではベトナム株とは、ベトナムそのものを株と指すようなものかもしれません。
経済発展を期待したうえで購入うわけですから、基本的には株式の長期的な保有を前提とした購入と言う事になります。
よって、短期で利益を得ようという人には興味がない株式になるのではないでしょうか。
しかし、将来的に資産を増やしたいと考えている人には、ベトナム株は最適です。
現在の日本の金利で銀行に預けておくよりは良い、少し勉強してベトナム株を購入することは良い事かもしれません。
但し、決して他人任せにしないで自己責任で判断することが前提です。
現在のベトナムは、非常に潜在能力の高い国です。
戦後の日本が爆発的な経済成長を遂げたように、最近の中国が飛躍的に経済発展したように、このベトナムもそうなる可能性を十分に秘めています。
ベトナム株とは、夢を買うと言う側面もあると言えるでしょう。