ベトナム株は10年前の中国株?
ベトナム株が10年前くらいの中国株と同じ状況だと言う声が挙がっています。
と言うのも、現在ベトナムは発展途上ながらも非常に労働力が高く、人件費の安さと相成って世界各国から生産工場の設立が続々と成されているのです。
これは、かつての工場大国とも言われていた中国と酷似しています。
当時の中国も、その圧倒的な人口とそれに伴う労働力を武器に世界各国から仕事を集め、現在では高度成長期にまで発展しました。
その影響で中国株はどんどん急騰し、僅か5年で6倍にまで膨れ上がったのです。
そして、中国株同様にベトナム株にも同じ現象が起こると言われています。
実際に、ベトナム株の株価はここ数年で急激に上昇してきました。
ここ1年を見るとやや頭打ちの感じがありますが、まだまだ上昇の余地は十分考えられます。
ベトナムが今後順調に発展し、高度経済成長を果した暁には、中国株に勝るとも劣らない勢いを見せ付けてくれる事になるかもしれません。
近年のベトナムでは、半導体における世界最大手であるインテルが最大規模の工場を設立する計画が立ち上がっています。
これに代表されるように、世界の大企業がこぞってベトナムの労働力に投資しているのです。
その波はここ日本にも及び、これまで日本企業は中国を中心に工場を設立していましたが、徐々にベトナムの労働力をアテにしようと言う動きが強まってきています。 反日感情の強い中国に生産拠点を置くよりも治安面でも安心です。
ベトナム株が今後、飛躍的にその株価を上げていって、10年後には現在の中国株のような存在になっている可能性は否定できません。
ですから、今のこの波に乗り遅れないように、しっかりとベトナム株の知識をつけて検討しながら、ベトナム株の購入について考えておきましょう。